杉村です。 今月最後から2番目のお仕事、トーナメントレポート第二弾です。 ハンドル名: 杉村@詐欺師@デッキの人のふり 開催日、場所: 1998年5月9日(土) 大会名: MTG-ML-jp関東オフ 形式: DCI非公認 Type2 スイスドロー6回戦 出場人数: 52名 トーナメント全体の様子、メタゲーム: MTG-ML-jpの関東オフは、大体の傾向としてクリーチャーデッキが 多めのような気がします。前回の大会では1位が黒単のウィニー、 2位がSligh系でした。 まぁ、どっちにしろNevynirral's Diskを一度回せば立ち直れなさそう なデッキが主流っぽいのと、今月の記事を完成に近づけるため、一週間 前のLMCと同じデッキででました。サイドボード、メイン共に若干いじって あります。 4 Counterspell 4 Dissipate 4 Dismiss 2 Desertion 1 Power Sink 4 Whispers of the Muse 3 Capsize 2 Argician Restoration 1 Rainbow Efreet 3 Steel Golem 1 Dancing Scimitar 3 Mind Stone 2 Disrupting Scepter 4 Nevinyrral's Disk 4 Quicksand 3 Svyelunite Temple 1 Wasteland 14 Island sideboard: 3 Chill 2 Hydroblast 1 Energy Flux 1 Dream Tides 1 Power Sink 2 Cursed Totem 2 Jester's Cap 1 Dancing Scimitar 1 Maze of Shadow 1 Wasteland サイドボードからSteal Enchant等が抜けているのは、MLオフでは 白はあまり流行っていないような印象をうけたからです。 どっちかというと、黒、赤のクリーチャー系が流行しているようなので こんな感じにしてみました。 一回戦: (×××) ・・・遅刻しました(笑) ものの見事に朝寝坊ってやつです(笑) 13:00から大会は始まるのですが、12:00頃スタッフの人に 「もしもし。今おうちで目覚めました」との電話をしたぐらい に寝坊しました(笑) 結局他の遅刻した人と一緒に一回戦不戦敗からスタートすることに。 やれやれ(笑) 0-1-0 と、ここで知り合いから 「残り全部勝ったら晩御飯おごってあげる」 との声が。 ふっふっふ。物がかかった時の私の強さを知らないと思われる(笑) がぜん燃えた僕であった 二回戦:江口さん 赤黒 ○○○ Volrath's Strongholdを使ってAbyssal Gatekeeperや黒い3/1のシャドウ クリーチャー(名前失念)なんかをぐるぐる回してくるデッキ Corpse Danceはなかった模様。油断しているとGarrowbradeとかに殴られる ので要注意だ 1本目 なんかいきなりAbyssal Gatekeeperとか出てきてちょっとビビル しかもGrave Pactなんか出てくるし。 かなりライフを削られたけど、なんとかDiskでパーマネントを一掃して Steel Golemを呼んで殴り勝ち。うまくWastelandでV.Strongholdを壊せて 良かった 2本目 とりあえず、Jester's Capをサイドから投入。あとWastelandも入れて、 これでV.Stronghold対策はばっちりのふり(笑) 後は、赤をいれていたからChillを2枚ほど。どうもGrave Pactなんか 出しているので赤は補助程度っぽかったので2枚にしておきました。 で、いきなり3/1のシャドウクリーチャー連打に悩まされる。 なんとかGatekeeperを無理矢理除去して巻き添えにしたりしてしのぎきり、 Jester's CapでV.Stronghold抜いて勝利 3本目 サイドボードは成功っぽかったので入れかえは無し で、なんとなく相手が土地しか引かないうちに殴り勝っちゃいました(^^; 最初にあたるときに江口さんが 「一回戦三本負けたからもっとやさしい人にあたるかと思ったのに よりによって杉村さんとは〜」 とか言っていました(^^; いや、みなさんトーナメントには寝坊しないようにしましょうね(^^; 晩飯まで後12勝 1-1-0 2回戦:落合さん 赤黒(白) ○ ○ × 白はDisenchantとサイドのWarmothのみと思われる。 赤のバーンと、Mogg Fanatic&Suq'Ata Lancer。黒のFallen Askari等の クリーチャーって感じのデッキでした。隠し味(?)にOrggあり 1本目 ライフを1まで削られ、しかも相手はHammerを拾ってくる。 3回ぐらいはカウンターでしのいで、ようやく引いたDissipateでカウンター。 その後、相手が出したOrggをDesertionでゲットして殴り勝ち。 厳しかった 2本目 赤メインで、白は見なかったけれど白の出る土地はあったので Disenchantが入ってくるだろうとの予測。ホントはJester's Capとか 入れたかったけれど隙間がなくって断念。と、いうわけでChill& Hydroblastの対赤セットを投入する 結果。やっぱりChillで勝ちました。 うーん、Chillは強いねえ。どの辺が強いかは今月のIntelli Deckを 読んでください(^^; 3本目 サイドボードとかは特に変えませんでした。 なんかわらわらとクリーチャーを出されたのでDiskを。 そしたらDisenchantが飛んでくるので、次のターンにArgivian Restoration。 そしたらPyroblastでカウンターしてくるからHydroblastでカウンター。 そしたらさらにPyroblastが。 結局そのDisk合戦に負けて、そのままずるずる押し切られちゃいました(^^; ここであえなく晩飯計画は断念。 あぁ、無念〜。 ど、僕の悪い癖である一度緊張の糸がぷっつりキレたらあとにずるずる 引きずるというのが出始めるのであった・・・ 2-1-0 3回戦:柴田さん 赤黒緑白 × × × 赤のバーンと黒のクリーチャーと緑のオランウータンと白のDisenchant って感じ。強いて言うなら4CBにあたるのかな? なんか緊張の糸も切れて土地事故。(ほぼ三本とも) あんま覚えていないんだけど、1本目と3本目は相手が6ターンぐらいの 間にオランウータンを3〜4体だしていじめられたのだけは覚えている(笑) なんか、このままじゃいけないとおもったので、友人が持ってきていた クワイのジュース(実入り)という怪しげなジュースにトライ(笑) 結果・・・ なんか、あまりのアレな味にすっかり目が覚めました(笑) 後味はすっげーアレだったけど(笑) 2-2-0 5回戦:澤井さん 5色Sliver ○ × ○ 5色Sliverなんだけど、Sliverは実際には呪文や効果の対象にならない やつとMuscle Sliverだけだったっぽい。クリーチャーの選択が見事で、 J.Centaurとか青に対してプレッシャーを与える与える(^^; ちなみにSliver Queenもはいっていたらしいです 1本目 いきなりWinter Orbとか通しちゃって内心びびりまくり(笑) ところが、相手もどうやらこちらのSteel Golemが除去できない模様(笑) で、しばらくにらみ合いになる。 その後、Power Sinkで強引にマナタップアウトさせて有利にデュエルを 進めて勝利 2本目 何をサイドボードしたのかあまり覚えていない。確か、Jester's Capを 入れたのは覚えているのだが・・ で、3ターン目からAura of Silence地獄が(;_;) なんか次々とAura of Silenceが出てきてあっさりと負け。 8ターンまでに3枚張られたのかな?そりゃ負けるさ(^^; 3本目 やっぱり睡眠不足だったせいか、あまり覚えていない。 でも、とりあえず相手がクリーチャーとか呼べないうちに Steel Golemとか呼んでがつがつ殴って勝ったような気がする 澤井さんは前日に徹夜麻雀をやってからの参戦だそうで(^^; さすがに眠そうで、プレイミスとかも結構していたみたいです。 一歩間違えば僕も誘われていたであろうことは内緒(笑) 3-2-0 6回戦:木村さん 黒単色 × ○ ○ いわゆるコントロール系のNecro Deck。といっても手札とクリーチャー までで、土地までは考慮していなかったらしい。 Agonizing Memories、Stuper、Funeral Charm等で相手の手札を削り、 Necropotenceでカードアドバンテージをとる。 クリーチャーはSteel GolemとStalking Stoneだけだった模様。 1本目 最初の手札が島6枚とNevinyrral's Disk うーん、ちょっとやそっとのパーマネントだったらDiskで流せるから これでやるかぁと思ったのが運の尽き。 なんか手札を捨てさせられたり戻させられたりいいようにもて遊まれちゃい ました(^^; で、Steel GolemとDrain Lifeの前に散る、と(笑) 2本目 さすがにこの系統はサイドで対抗するのが難しい。 とりあえず、Disrupting ScepterよりもライブラリにあるNecropotenceを 標的にする為にJester's Cap投入。そのぐらいしかサイドボードが 思い付きませんでした。 で、今度は良い感じでデッキがサクサクまわる。 ちょうど一戦目と逆の感じ。 最後は自分の出したSteel GolemとDesertionで奪った相手のSteel Golemで 殴ったりしてました 3本目 とりあえずサイド変更無し。 結局2本目と同じような展開に。 ただ、今度は先にCapsizeが面白いようにまわった。 デュエルが終った後にちょっと話していたんですが、 これは結局うちのデッキとコンセプトはまったく一緒なんですよね(笑) ただ、選んだ色が違うってだけで。 向こうが手札破壊のところをこっちはカウンター。 向こうがNecropotenceでドローのところをこっちはWhispers of the Muse でドロー。 主力クリーチャーはSteel Golem。 厄介なパーマネントはNevinyrral's Diskで流すっていう。 結構勉強になりました。 4-2-0 総括: 自分の精神力の弱さにはあきれるばかり(笑) 寝坊といい、一度集中キレルとだめなところといい・・・ まぁ、でも記事にするための調整としての結果は満足なものでした。 みんな安心してIntelli Deckを読んでください(笑) -- 杉村 啓 相手をごまかすには、まず小手先。 http://www.ed.noda.sut.ac.jp/~j7496063 それが通じなければ、あとは口先! JOKER Official Home Page −H・ヒル教授 http://www.vc-net.or.jp/~yamamoto/joker/ MCMM http://www2.big.or.jp/~python/mcmm/