勝ち越し目標程度のこの俺が、な、なんと入賞。 本人がもっとも驚いており、1488DCIポイントでの5勝で大迷惑。 うち1勝は、相手のミスでもらったんですが・・・ ハンドル: TADA@Python@MCMMへんしゅうちょ 開催日、場所: 1998年5月2日 千葉市民会館 トーナメント名称: LMC20th 形式: DCI 公認 Type2 スイスドロー 6回戦 出場人数: 80人ちょっと トーナメント全体の様子、メタゲーム:  ストロングホールド入場2回目のLMC。  よくわかんないので、サイドはカウンターにしておいた。  とにかくLMCは会場が熱いので(ラースの灼熱どう並み)  服装に気を付ける。  このデッキでの出場は2回目。4回ほど前のLMCでは青白緑  の3色だった。白のチュータ、アーギビーアの発見などが  はいっていて、2勝4敗だった。  前回、友人が「MistsRevoltを貸して」というので、「自分  でレシピを作れ」といったら青白緑で作っていた。  その時、俺はすでに青緑の2色でこのデッキを作っていた。  「3色では勝てないぞ」と忠告したのだが、「3色でいく」  というので、そのままほっておいたが棄権してくれた(おぃ)  MistsRevolt使いとしては今回はその「雪辱」の意味もあった。  ただ、病み上がりの身、みやけん氏には「3たて食らったら  棄権するからね」と言っておいた。 自分のデッキ:  「そしてだれもいなくなった」Nature's Revolt + Pendrell Mists 5 Island 5 Forest 4 Gemstone Mine 2 Undiscovered Paradise 2 Quicksand 2 Skyshroud Forest 3 Sky Diamond 3 Moss Diamond 2 Mox Diamond 2 Lotus Petal 3 Propaganda 4 Pendrell Mists 4 Nature's Revolt 2 Misers' Cage 1 Pygmy Hippo 1 Kaervek's Torch 2 Gaea's Blessing 2 Emerald Charm 3 Intuition 2 Ancestral Knowledge 4 Impulse 2 Power Sink 1 Recall sideboard: 2 Counterspell 1 Dissipate 1 Mana Leak 2 Steel Enchantment 2 Hurkyl's Recall 2 Warmth 2 Disenchant 2 Rains of Power 1 Extinction Total 76(main61)  かなりサイドもファン的要素が強い感じ。  Pendrell Mists+Rains of Powerコンボ!なんて考えている  うちは俺もヨワヨワなんだよ。本当は・・・トホホ  「アップキープにRains of Power。維持なんかしないよー」  ってさ(笑)結局当日一回も撃ってないし<Rains of Power  Steel Enchantmentは、Gobllin Bomberedmentへのアクティブ  な対策と、Aura of Silenceへの対策を兼。  単純にDisenchantでもいいんだけど、Propagandaなども奪え  るし、選択。しかし使わず。  ExtinctionはSliver、Knightなどかな。おもいから一度も入  れずに終わった。単Sliverにはあたらなかったし。  Warmthも結局使わずじまい。  うーん、サイドは考え直しかな。  対戦相手のデッキとの相性が良かったのかもしれないけど。 大会の流れ:  84しかイスがなく場合によっては床ギャザとなる可能性も  あるLMC、しかも7回戦。  84人以下なら全員イスに座ってデュエルができて、さらに  6回戦という事になった。  10時50分が最終受付締切りで、会場みんな「もうだれも  きませんように」と祈っていた。  祈りは天に通じるのであった。 1回戦赤黒アニメート(サルディア、ダンス、シャロウ系)  初戦、手札がテンパイ状態。RevoltはなかったがIntuition  が入っていた。  Buried Aliveでサルディア、サルディア、大地の怒り。  「押し切られるか」と思ったが、浅すぎる墓穴2つ目をPower  Sinkで阻止、タップアウト状態の相手を見て、Intuitionからの  Revoltを貼る。相手は打開策無いのか、即投了。  2戦目、手札が良かったのでそのまま行く事にした。  しかし、円盤をはられ、円盤を破壊するためにロックまで  持ち込む。円盤を回させて、すべてなくなったところから、  お互いもう一勝負(笑)相手の円盤が早く押し切られた。  ここで、ジャッジが対戦相手のデッキ登録用紙を持ってきて  59枚である事を知らせる。デッキ登録用紙がすべてに優先  するので、NextDuelの勝ちをもらった。対戦相手は、Ejection。 M 1-0-0,D W-L-W 2回戦5CW(メインにHukyl's Recall・・・トホホ)  白にはあまり自信がなかった。  エンチャント除去の豊富さ、クリーチャの軽さ、大きさから  言って、「間に合わない」とは思っていた。  しかし、相手とした以上、どんなに分が悪くても最大限の力  で戦うつもり。  初戦、Hukyl's Recallが飛んできた。MoxとSky Dimondが戻っ  てきてゲンナリ・・・押し切られた。  2戦、Rains of Powerのサイドボードで悩んだ。  入れてはみたものの結局使わずじまいだった。サイドボード  後の白相手にそんな暇は無いと悟った。  負け。 M 1-1-0,D L-L 3回戦緑単?&呪いの巻物  俺が師匠と崇める人のうちの一人山本さん。  Dojoのデッキを自分なりにアレンジし、その場で動かして  しまうプレイヤー。  デッキを長く使わなければ使いこなせない俺とは全然違う。  初戦、結構殴られたが、ロックが決まる。  デッキの枚数を尋ねたり、「このデッキでどう対処するんだ?」  と、お悩みの様子だった。  結局、勝つためのパターンをこちらから見せた時点で投了を宣  言してくれた。  2戦、あっさり押し切られる。  3戦、手札ほぼテンパイ。ロックが決まった時点で乗り越える  方法がサイドにも無かったらしく投了。  次のドローはトランキリティだった様子(^^;  「あと1ターン」・・その言葉他人に吐かせたかった夢叶う。 M 2-1-0,D W-L-W 4回戦貿易風ノリダー  初戦、相手の島を見て「あー厳しくなりそう」・・・  カウンターを警戒しなければならないので速効ロックを  諦めた。(最終的には対戦相手の言でカウンター0が判明  俺の読みがまだまだ甘いという事が露呈した。)  ロック後、レガシー(カウンタをのせてクリーチャを奪う  奴)で奪った俺のForestと、setしたPlainから「Disenchant」  を打とうとしたので、「召喚酔いッス」と。投了してくれる  2戦、軽カウンターかな?とカウンターをサイドから投入。  Pygmy Hippoを2ターン目においたので、マナを自分のターン  に一生懸命つかっていた。  貿易風ノリダーと2体クリーチャが並んだ所でランドタップ  アウト。カウンターの心配も無いので、Revoltはってエンド。  対戦相手「あぁ、持ってましたか・・投了です」 M 3-1-0,D W-W 5回戦緑赤(緑に特化)  初戦、手札テンパイ。速効で決める。ロック後、置いた森から  「エメチャ」を打とうとしたので、「召喚酔い」を示す。  投了してくれました。  2戦、手札、Gem、Impulse、Impulse、Lotus Petal他・・  悩んだすえ、マリガンとらず。失敗。Impulseで最初に見えた  ランドはGemstomeMine(がーーーーーーーーーーーーーー)。  筋肉スリバー2体であっさり負ける。  3戦、そろそろ負けても、まー負越さないんだしいいかー。  などと、気持ちをふっきる。そしたらドローが積み込んだよう。 M 4-1-0,D W-L-W  ここまで来ると、もう一勝したくなる。  身の程知らずはわかっていたが、気合の入りは数千%。  まわりの人に「今の俺、DCIポイント1400点そこそこ  なんだよ」という。「あたりたくねー。それで4勝してるん  だろ。今日の対戦相手悲劇だなー」と。  「もし、入賞したら、1400点看板背負って、賞品受け取  って、ブーイング受けとけ」とみんなに馬鹿にされる(笑)  それもまた楽しいかもな。うひっ。 6回戦白単  だから白はいやなんだよ。といっても、ここまでくれば、  嘆いてもしょうがない。  インテンショナルドローする気もなく(ま、申し込まれも  しなかったが)、負けても勝ち越しOKOKと開き直る。  ここで全勝3人のうち、全勝同士の対決で「インテンショ  ナルドロー」が。ルール的には間違い無いが、先があるわけ  でも無いのだ、戦って欲しかった。これで、4勝1敗連には、  2位の目が無くなった。  ま、俺のオポネントポイントは低いので、入賞ギリギリの線  だから関係なかったのだが。  初戦、1Moxででロックをかける、その後すぐに対戦相手に  Moxをだされしばらく硬直。  LotusPetalからDiamond、Diamondと3マナに増やし、Cageを  貼り、ランド3体パンチで殴り勝ち。  2戦、カウンターをぶちこむ。静寂をカウンターできたのが  幸い、ロック後のKillも結構早くあっさり決まった。 M 5-1-0,D W-W 総評:  Magicを始めてから1年目にして悲願の入賞。  みやけん氏はLMCの入賞がなく(彼はいつも完璧に勝ち越すが、  5勝の壁が厚いとなげいている)、師匠を超え、先に入賞を  Get!  5勝の壁をあっさり越えてしまった。  明日からは、その名誉を維持しなければならない。  今まで以上の精進をする予定だ。ま予定はあくまで予定に  すぎないのだが・・・  各師匠等(もう、奴等の呼び名は師匠等で十分になった(^^;)  が「今日はPython、よくやったね」と声をかけてくれた。  みやけん氏は「Pythonは十分実力はあるんだが、本チャン  弱いんだよな」と・・・そうやって 認めてもらえてるのか  と思うと嬉しい。  第1Duelの時、みやけん氏は後ろで俺のDuelをずっとみていた  らしく、「デッキの動かし方が間違ってなかった、俺ならこう  動かすと思ったように、デッキを動かしていた。」と評価して  くれた。  脊髄野郎の汚名はそろそろ返上かな。 Python