自分の名前:市川 尚文 開催日、場所:4月19日 トーナメント名称:Lunatic Moon Convention 19 形式:スイスドロー7回戦 出場人数:100人弱 トーナメント全体の様子、メタゲーム: 5ヶ月ぶりの公認大会参加、しかもストロングホルドが使用可能となっているので いったいどんなデッキが多いか全くわからない。仕方ないので、クリーチャーが多い と予想をたてて、デッキを組む。結局この予想は大当たりし、7戦中6戦がクリー チャー デッキだった。ただし、みんなデッキの種類はバラバラ。 一体どんなデッキが多かったのでしょう? 自分のデッキ: poxとcursed scrollが4枚づつ集まったので、pox-scrollを組もうと思う。 しかし、出来上がったデッキはネビニラルの円盤に弱すぎ(T_T)、しょうがないの で 円盤まわされても立ち直れるように組み替える。が、これもなんとなく納得の いくデッキにはならなかったのでまた組み替える。試行錯誤を繰り返し、それに メタゲームを 考えた結果、クリーチャー除去の異常に多いpox-scrollとなった。 弱点は赤。徹底的に弱い。一応サイドで対策するけど・・・ 「クリーチャーなんかあっちいけPOX-SCROLL」 メインボード swamp*10 city of brass*2 undiscovered paradise*2 gemstone mine*2 反射池*1 quick sand*3 ヴォルラスの要塞*1 隠れ石*1 cursed scroll*4 charcoal diamond*3 phyrexian furnace*2 pox*4 choking sands*4 nekrataal*4 diabolic edict*4 abyssal gatekeeper*3 funeral charm*3 evincar*s justice*2 drain life*2 spinning darkness*1 aku djinn*1 morinfen*1 サイドボード disenchant*3 gloom*2 scragnoth*2 whim of volrath*1 perish*2 corpe dance*2 bottle gnomes*3 俺はこう戦った!: 1回戦:メダリオンブルー、2−0 いきなりあたりたくないデッキと当る(T_T)。 一本目は順調に土地やメダリオンを出され、ミューズの囁きでドローを回されるが 手札がかなり悪かったらしく、こちらは特に妨害らしいものをされずに深淵の門番と ネクラタルで殴り勝つ。ただし3回連続でtime warpを食らう。 2本目はサイドからスクラーグノスを入れる。一本目と同様に順調に土地やメダリオ ンを出され、ミューズの囁きでドローを回されるが、スクラーグノスをあっさり出 し、 ライフを削った後にpox、scrollを回して勝つ。 躊躇が入ってたけどこれって使えるんですかね?スクラーグノスの前には無力だし・ ・・ 2回戦:赤緑(多分ステロイド)、2−0 メタゲームばっちしの相手。マナクリーチャーは全部除去。 と思っていたが一本目何故かクリーチャー除去呪文を引かない。ルートワラと ジョルケンに殴られる。ルートワラを4点ドレインライフで除去した後は、やっと引 いた エビンカーの正義をバイバックで使い、さらに深淵の門番なども使って場をきれいに して、 scrollをまわして勝利。 2本目、相手の人あんまりまわってなかったような・・・。こちらは順調に手を進 め、 poxの後にアクーのジン(笑)投了してくれた。 ルートワラの強さを思い知る。いいカードだなぁ・・・。 3戦目:白青ロック、2−1 冬の宝珠とプロパガンダ、ハルマゲドンなどのロック。 一本目はかなり手札が悪い。しかも相手は多分ノンクリーチャー、こちらのカードは ほとんど無駄カード(T_T)。押し寄せる砂などでカウンターを使わせた後、全く手 札が よくならないので、カウンターはしょうがないなと思いつつ、アクーのジンを出す。 ところが これがカウンターされなかった。冬の宝珠とプロパガンダが出されてたが、気にせず 殴る。残り1ライフをなった時点でpoxを打って勝ち。 二本目、土地が事故る。しかもあっという間にロックが決まってしまう。しょうがな いので 投了。 三本目、相手が土地事故。時々出てくる土地を押し寄せる砂で壊して、深淵の門番と ネクラタルで殴り勝つ。 全く予想しなかった相手。相手が事故らなければ、負けていたのはこっちだったと思 う。 スタンダードでのプリズンを体験した。 4戦目:スリバーズ、2−0 一本目、いきなり相手が土地事故。ラッキーと思いつつ出てきた極楽鳥をそっこー で 除去。押し寄せる砂で土地を壊しつつ、門番とネクラタルで殴り勝つ。 二本目、極楽鳥が出ていたので、5CGかと思い非業の死を投入。しかし、出てきた のは 水晶のスリバーだった(笑)。とりあえず、diabolic edictで除去したがその後天界の 曙光 を張られ、みーんなまっしろけの状態でスリバークイーンを出される。 この時、私の手札にはネクラタル*2と非業の死が・・・ ところが天界の曙光の効果を忘れて非業の死を使ってしまうという痛恨のプレイング ミス。もちろん相手のターンにクイーンに殴られる(T_T)。 まぁ、ネクラタルで除去したのだが・・・痛かった。その後ネクラタルが3体並べた が 日中の光を出される。でも、場には隠れ石が・・・(笑)。こいつのおかげでかろうじて 競り勝つ。 ストロングホルドのおかげで、スリバーがひじょうに強くなったと改めて感じさせる デッキ だった。サイドボードに絶滅は必須か? 5戦目:3CWW、2−0 一本目は相手の方はさぞかしストレスが溜まった事でしょう(笑)。なにせ、自分の クリー チャーがアタックすることなしに出しても出しても片っ端から除去されていくのだか ら。 まぁ、こちらも白相手の場合、唯一といっても良い攻撃手段のscrollを2枚壊された けど・・・。 けっきょく、3枚目のscrollを引いてそのまま押し切る。 2本目も似たような感じの展開。ただし、相手の方はこちらにヴォルラスの要塞と 闇の旋動が入っているのを見てファイレクシアの炉をサイドから入れて来た。でも、 デッキに一枚づつしか入ってないカードを対策されてもねぇ・・・あぶなげなく勝 利。 クリーチャーが面白いように除去できる。貿易風ライダーも出てきたが、一人ぼっち だった ため、全く恐くなかった。ハルマゲドンさえ使われなければ楽勝。 6戦目:黒単ウィニー(不吉の月でのパワーアップ付き)、2−0 一本目、お互い淡々とランドを並べる。もしかして相手もpox-scroll?などと思 う。 5マナでても何も動かないのでアクーのジンを出してみる。diabolic edictで除去さ れる。 次のターン、モリンフェンを出してみるが同じく除去。さらにネクラタルまで 出してみるが同じく・・・、結局連続してedict4回使われる。さすがにキレそうに なる。 でも、pox-scrollを回して勝利。 二本目、相手は順調にクリーチャーを並べてくる。もちろん除去。 最後にはモリンフェンと隠された恐怖の殴り合い(笑)。scrollの分こちらが先にライ フを 削りとる。 サイドボードを使ったときに、押し寄せる砂を二枚抜いてしまった。これは失敗だっ た。 相手の要塞を壊す事が出来なかったのだ。poxの後だったため、回されるほどランド が 出なかったのが幸いした。 また、黒にも白にもタフネスさえ上昇させなければ楽に押し切れることが解った。 クリーチャーに強いデッキを作ったものだ、としみじみとする。 7戦目:赤緑(冬の宝珠のマナロック付き)2−0 デュエルが始まる前、デッキをカットしているときにちょっと話をする。ここまで 勝って きたのは、相手が事故ったからだと話していた。ほんとかよ、と思いながらも決勝戦 を 始める。 一本目、マナクリーチャーが出てくるのでもちろん除去。他にもクリーチャーが出て くる ので除去していると冬の宝珠を出される。メインボードではなにも出来ないので放っ て おく。なんとか5マナそろえて、アクーのジンを出して殴る。最後は一回しか使えな かったscrollで止め。 サイドボーディングで宝珠対策の解呪と非業の死を入れる。相手のマナクリーチャー さえ 丁寧に除去出来れば、ダイヤモンドが入っているこちらが多少有利だろう。 2本目、素晴らしくデッキが回る。出てくるクリーチャーは何も出来ずに墓地に送ら れる。 宝珠を張られるが、ダイヤモンドが出てたため問題無し。poxの後に焼き呪文を2枚 使わ れ、ライフ残り6まで削られるが、勝利。 クリーチャーデッキには負けるつもりはなかったから、当然の結果かも・・・。 一本目の宝珠はきつかった。 終わってみれば、7戦全勝で優勝だった。とっても嬉しい。 助言をくれた友人達に感謝。 アクーのジンと隠れ石がとっても役にたったことが印象深かった。 次への目標: 今回は強いと言われるデッキのコピー(といっても自分でかなり改造したつもりだ け ど・・・)で出場したので、次回は自分のオリジナルのデッキでやってみたい。 それでは。 市川 尚文 masabumi@m1.interq.or.jp